ーーーーー 4. ハワイアンクラッシクゴールド  ーーーー

    2002年の夏、グアム旅行のお土産にウクレレをもらった。

     「グアム旅行に行ったらたまたまきれいなウクレレがあったので」とお土産にウクレレをもらった。
     ウクレレは三角の箱に入っており、箱には「HAWAIIANN CLASSIC GOLD」の文字が。

     なんともすごいネーミングである。しかも等身大のウクレレを持つ人の絵が...
    わくわくしながらウクレレを取り出すと、ツルツルピカピカで、のこぎりクワガタの背中の様な光沢(オット失礼)のウクレレが出現。しかもペグがギア式ときている。

     最近キットのウクレレのペグは今ひとつ微調整がきかないし、ギア式のペグのウクレレってどんなかな〜なんて思っていた矢先のご対面!!

    hcg.jpg

     それではチューニング、とペグを巻き始めた、さすがにギア式グルグル回しているのになかなか音が上がっていかない。

     さて、チューニングも終わりポロンとひいてみたが 「ン...」なんか変、ウクレレ特有の明るい響きがなく、ゴム紐をはじく様な音が..「いや〜これはきっと弦を替えればネ」とかなんとかいいながら、値段をきいてびっくり、20ドルもしなかったらしい。

     それから、弦を替えてみても、やっぱりベンベンという感じの音、ウクレレマイスターを志す私としては、何がいけないのか調べてみようということに。

     

     まずは、箱には「MADE IN CHINA」えっグアムで中国製!まあお土産ってそんなものかしら?

     サウンドホールから覗いてみると、裏板の真ん中から色の違う木を貼り合わせてあるのに、ボディ裏側には継ぎ目がないということは、サンドイッチ状の合板か!
     ライニング材はなんと黄色の厚紙だしところどころ接着剤がはみ出てもう大変..
    においをかいで見る(何をやってんだか)やっぱりベニヤくさい。かな 表板もかなり厚い、ということでボディの鳴りが悪いのも仕方ないか。

     贈り主が 「どう?」 ってきくので 「う〜んとってもきれいだし、チューニングは完璧なんだけど響きがいまひとつなんだな」 というと 「じゃあペグだけはずして全音につけたら」 と言ってくれた。とはいうもののせっかくだから真夜中の練習用に弾いている。(近所迷惑にならないからね)

     ところが、最近すこしづつ音が良くなってきたような気がする。どうやら板が乾燥しきってないのではないのだろうか?たまに日光浴でもさせたらいいかしらなんて思っている。

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